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Mの独り言~カンボジアの少数民族~

カンボジアで公的書類に個人情報を記載する際、国籍と人種を書く欄があります。一般のカンボジア人は国籍にクメール、人種にもクメールと記載します。ちなみに私の娘達は国籍クメール、人種日本と記載されており、日系カンボジア人と言う訳です。

———余談ですが、私はこの分類にかなり違和感を感じており、そもそも国籍にはクメールではなくカンボジアと記載されるんじゃないの?と友人に尋ねたことがあります。———-

 

カンボジアには全体の9割を占めるクメール族以外にもムスリムのチャム族、カンボジアの北東部のラオス国境周辺に住む少数民族のジャライ人、タンプーン人、クルン人など其々が異なった言語と文化で生活をしています。

 

少数派民族の中には公用語であるクメール語を母国語並に操り、クメール族社会に溶け込んでいる人が多い一方で、クメール語が全くできず、就学・就業機会が制限され、差別や逆に被害者意識が高まっていたり、基礎学力が備わっていないが故に単純な詐欺や勘違いから大きな事件にまで発展する事もあります。

 

数年前にラタナキリ州に済むタンプーン族の村を訪れた事があります。プノンペンからラタナキリの町まで600キロ、そこからボートで川を進む事2時間、そこから馬車に乗り換えて1時間の合計12時間かかりました。2歳と5ヶ月の娘2人を連れてくるような観光地では全くなく、カンボジアなのにクメール語が通じない、携帯も通じない、いつ到着するかも分からず、家族全員で“まな板の上の鯉”な状態で、「誰がこんなところに行くって言い出したんだ!」と不穏な雰囲気の中、馬車に揺られていました。

 

やっとの思いで到着した当時のタンプーン族の生活はすべてが永久不変のもののように感じ、物に溢れる私の生活を変えるきっかけでした。

 

彼ら、タンプーン族は何事においても精霊信仰が生活の中心です。実はこの村に当時最新のiPhoneを忘れてきてしまった事に100キロほど移動してから気づいたのですが、自分の携帯に電話をかけてみると拾ってくれたタンプーン族の青年が、「この携帯電話は持ち主に帰るべきだ」とプノンペンに出てくる次いでに届けてくれた事には驚きでした。その距離600キロ以上!!ちなみに届いた携帯電話を見ると少数民族の人達がたくさんセルフィしていたのはご愛嬌。それ以来、なんだか精霊が宿っているような気がして同じ携帯を持ち続けています。

 

近年、この地域に大きな変化の波が押し寄せています。舗装道路が建設され、外資資本の大型投資が勢いを増しています。発電ダムも建設され、地域の貨幣経済が活性化し、この地域に住む人たちの生活は大きく変わりつつあります。

 

少数派民族の生活が時代の波に合わ せて変化していくことは避けられませんが、彼らが守ってきた文化・習慣・言語といった彼らのアイデンティティを尊重することも必要ではないかと考える今日この頃です。

 

2019071301
【タンプーン族は男女とも上半身裸】

 

  2019071302

【屋根もない小さな小舟でメコン川を渡る】

 

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